先輩の声

先輩の声

医師の声

医師/佐渡英三

佐渡英三

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
たとえば私が卒業したときは前立腺がんの手術はほとんど行われていませんでしたが、現在は手術手技も確立し世界中でものすごい数の手術が行われています。どの診療科でもいえることだと思いますが、こういうことに微力ながらもかかわっていけることにやりがいを感じています。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
今でも全然不十分ですが、病気だけでなく、患者さんやご家族の訴えや気持ちも理解するようにしなければと思うようになったこと。

これからチャレンジしたいことや目標は?
患者さんの負担が軽くなるような新しい手術にトライしたり、もっと手術成績をあげられるように努力していきたいです。仕事以外だと最近なまった体を鍛えたいです。

看護師の声

助産師/井上美咲(東3棟)

助産師井上美咲

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
育児休暇から復帰して、小児科病棟に勤務しています。
子供や赤ちゃんが大好きで、助産師の資格も持っています。
とにかく人と接することが好きで。同じ育児世代のお母さん方や妊婦さんと、子育てや育児感について話したり、サポートできることにやりがいや魅力を感じます。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
新卒で就職した上に県外からの就職だったので、なかなか言葉や土地に愛着がわきませんでした。勤務して12年、水俣が地元になり、大好きです。

これからチャレンジしたいことや目標は?
勤続年数は長いのに、出産・育児休暇で勤務年数は短いです。職場の先輩方の元、一つ一つ仕事を丁寧に、患者様と向き合っていきたいです。
また、妊娠中から興味のある骨盤ケアを勉強し、妊娠・産後のお母さん方のお手伝いができればと思っています。


看護師/森口京子(透析センター)

看護師/森口京子

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
現在、透析センター勤務です。維持透析患者様と継続的にかかわることで信頼へつながること。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
命の大切さ。生かされていることへの感謝の気持ちがより増した。

これからチャレンジしたいことや目標は?
1.研修の機会を生かし、自分の学びを深めたい。
2.人間ドックで検査データが悪く、運動不足を指摘された。目の前にある市立体育館のトレーニングルームや温水プールでの運動を始めたい。

医療技術者の声

管理栄養士/白坂亜子

管理栄養士/白坂亜子

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
糖尿病内分泌センターの外来で栄養食事指導をしています。毎日色々な患者様とお話が出来て楽しい仕事です。何回も繰り返し栄養指導を受けて、食事療法に興味をもっていただけるよう努力しています。
入院患者様にはNSTチームで栄養管理をしています。栄養様態が改善して退院して行かれる姿を見ると嬉しくなります。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
医療スタッフとして毎日が勉強、日々新しい知識を得て仕事に活かしていきたいと思うようになりました。スーパーで買い物、飲食店で外食をする時、人の視線が気になるようになりました。笑

これからチャレンジしたいことや目標は?
今年は出産予定で、育休を頂くことになります。親となり人間として一回り大きく成長して、仕事が頑張れるようになりたいです。また、育休中NST専門療養士の資格を習得したいと思っています。医療センターはいろんな事にチャレンジ出来る職場環境です。


理学療法士/井本真美

理学療法士/井本真美

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
毎日の患者様とのふれあいの中で一生懸命訓練に取り組まれている姿を見ていて、こちらもエネルギーをもらっています。また、患者様と同じ視点に立ち、家庭復帰や社会復帰に向けてのお手伝いができることにとてもやりがいを感じます。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
気楽に過ごしていた学生時代とは違い、自分の仕事に対しての責任が出てくる中で、その方の入院生活だけでなく、家庭や地域での生活も見なければならないということを感じ、広い視野で周りを見ることが出来るようになった気がします。

これからチャレンジしたいことや目標は?
頼れる療法士になるために、これからも精進していきます。


臨床工学技士/友村淳一

臨床工学技士/友村淳一

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
人工透析装置、人工呼吸器といった医用工学機器(ME機器)の保守・安全管理を行う医療機器のスペシャリスト。これらの機器は患者様の命を支える機器ですから、動かないと調子が悪いなんてことは起こってはならないものなのです。その責任感を感じながら、日々メンテナンスを行っています。一方で、医師の診断に基づく人工透析や高気圧酸素治療などを患者様に提供する際は、臨床工学技士が患者様のそばで機器を操作します。だから患者様の苦しみは痛いほど分かる仕事です。機会と人、両方の心が分かる臨床工学技士。よりよい医療提供のために、チーム医療の一員として患者様を支えています。
テレビやコンピュータと同じように医療機器も簡単にスイッチ一つで動きます。ただ大きく違うのは、一つのスイッチを押し違えることによって、人間の命をなくしてしまうくらい重要な装置ということ。とても緊張感がありますが、それがやりがいにつながるじゃないかと思っています。
私にとってこの仕事の最大の魅力は、患者様の笑顔を見ることです。それには、自分が保守点検を行った装置がまったく故障がなく、患者様に迷惑かけることなく動くことが、患者様の笑顔につながると考えています。自分が装置の操作を確実に行うことによって、最低限の医療の質を確保できるのではないかと思っています。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
やはり水俣総合医療センターはこの地域唯一の24時間の救急医療体制をとれる急性期病院であり、何時いかなるときでも安心して医療が受けられ、患者様からあってよかったと認めていただく病院にしていきたいと思い、日々この使命感を持って努力していきたいと思います。

これからチャレンジしたいことや目標は?
透析、呼吸療法、高気圧酸素治療、ペースメーカーなど、各専門分野の技術認定試験を一つずつチャレンジしていきたいと思っています。スキルアップは自分のためになることはもちろん、指導などを通じた病院全体の技術の底上げ、そして何より患者さんのためにもなります。また医療機器の技術は日々進歩していますので、常に勉強という姿勢は忘れないようにしていきたいと思っています。
目標とする人は現場の先輩です。どんな質問にもわかりやすく答えてくださり、もちろん医療装置に関する技術や知識もあり、患者様やスタッフからの信頼も厚いです。先輩を見ていると、確かな技術や知識のほかに、誰よりもあったかい「ハート」を持っていることがよくわかります。
臨床工学技士は機械を扱う無機質な仕事に思えるかもしれませんが、機械を通して患者様と通じ合う、信頼し合うことが最も大切。優しくて人間味あふれる、先輩のような臨床工学技士になりたいです。


メディカルソーシャルワーカー/平山貴子

メディカルソーシャルワーカー/平山貴子

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
ソーシャルワーカーとして、患者様・ご家族の皆様と日々接する中で、「本当に求められている問題は何であるのか?」「本人の潜在能力を充分に発揮できる状況をどのようにつくれば良いのか?」等について他職種間との連携を図りながら、院内外のネットワークを構築し実現に向けて調節したことで、患者様・ご家族の皆様の笑顔や温かい言葉をかけていただいたことです。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
ソーシャルワーカーとして、仕事を始めたばかりの頃は、日々の業務の中で、自分の知識や技術の無さを痛感し不安に思うことが多々ありました。患者様の立場に寄り添った支援を常に心掛けながら様々な角度から物事を見れるように成長していきたいと考えています。

これからチャレンジしたいことや目標は?
近隣の医療機関との交流会(地域医療連携懇話会)の継続、院外や地域にむけた研修会の開催等の企画を目指していきたいと思います。


診療放射線技師/山澤順一

放射線技術科/山澤順一

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
私は、皆さんがよく知っているX線撮影検査(通称レントゲン撮影)の他に、CT検査(コンピュータ断層撮影検査)やMRI検査(磁気共鳴断層撮像検査)、を担当しています。また、それらの医用画像を院内の電子カルテから参照する為の医用画像情報システムの管理を行っています。
医療技術が発達し医療機器が高度化すると、患部をより分かりやすく、病態をイメージしやすい画像を作る為には、いろいろと工夫をする事が必要になります。例えば、マルチスライスCTなどの高度医療機器は、本当に多くの情報を得ることができるので、体のどんな場所でも、どんな角度でも画像にすることができます。しかし短時間で正しい診断をする為には、多くの情報の中から診断に必要な情報だけを分かりやすく取り出し、画像として表現する事が重要になります。患者さんの為に、病変や疾患の原因が分かりやすく、診断しやすい画像を作り出すところは、私たちの腕の見せ所です。

国保水俣市立総合医療センターで働き始めて変わったことは?
私たちは普段から数多くの医用画像を見ているので、撮影した画像を見て『どう思うか?』と医師から助言を求められることもあります。1人の患者さんに関わるのは医師だけではなく、看護師や薬剤師、診療放射線技師など、多くの医療スタッフが関わっているのです。
私たちは医療チームとしてコミュニケーションを取って、何か気が付いたことがあればお互い密に連絡し、いつも最適な診断や治療ができるように心がけています。私もそういう意識を強く持って、医療チームの一員として働きたいと思っています。

これからチャレンジしたいことや目標は?
画像診断機器がどんどん新しくなって、ますます病気の発見率が上がるのはとても良いことですが、同時に私たちは最新機器を使いこなす為にレベルアップすることが必要です。講習会に参加したり、専門分野をより深く突き進める事が必要な時代となってきました。そのような背景の中、専門技師の認定制度が始まりました。現在、マンモグラフィ撮影認定技師、医療情報技師などを取得しましたが、今後、肺がんCT検診認定技師、磁気共鳴専門技術者などの取得を目指して頑張りたいと思っています。


臨床検査技師/坂口里美

検査科/坂口里美

現在担当されているお仕事のやりがいや魅力はどんなことですか?
私は現在、超音波検査や心電図などの生理機能検査を担当しています。痛みなど症状の原因、病気の原因を見つけることもあり、とてもやりがいのある仕事です。それとともに、自分の出した検査結果が診断・治療に結びつくため、責任を感じる仕事でもあります。見逃しや間違いがないように、早期発見出来るように、また刻一刻と進歩する医療についていくために・・と、常に勉強が必要です。

水俣医療センターで働き始めて変わったことは?
学生気分も抜け、責任感が強くなったことでしょうか・・。あと、水俣の生活に馴染んだことです。私は出身が水俣ではないのですが、就職してから、市のお祭りなど行事に参加することも多く、水俣生活を楽しんでいます。

これからチャレンジしたいことや目標は?
血管エコー検査の習熟です。頚部や下肢の血管エコー検査を行っていますが、さらに技術、知識ともにレベルアップ出来るように!と取り組んでいます。現在消化器や体表臓器の超音波検査士は持っていますが、次は血管領域の認定試験にチャレンジ出来ればと思っています。

研修医の声

水俣市立総合医療センターでの研修医生活について

研修医:矢澤先生(H21年度)
 水俣は海のみえるとてもきれいな街です。夕方に太陽が照らす海は、一日がこのようにして暮れていくのだということを思い出させてくれます。そんな街で研修医の2年目を過ごしました。
2年目の研修内容は救急・麻酔を含む外科系のプログラムを半年間、それから地域医療の1ヶ月間、最後に選択期間5ヶ月(私の場合はすべて整形外科)でした。私はもともと整形外科志望でしたので、マッチングで研修病院を選ぶ時から整形外科医として必要となるであろう研修プログラムの選び方をしました。大学病院での内科研修の6ヶ月間をすべて神経内科に当てたのもそのためです。しかし、水俣で自分の計画していたこととはまた違うシナリオでよい経験ができたことは嬉しい誤算でした。
 自分の予想外の経験を敢えて3つに絞ってみるならば、一つは救急研修中の中心静脈ラインを数多くとる経験をさせてもらえたこと、次に麻酔科では経験豊富な医師二人に私一人が指導してもらえるという贅沢な環境だったこと、最後に外科で腹腔鏡のカメラ持ちの役を何度もさせてもらえたことです。
 中心静脈ラインは普通ならば滅多なことではとる機会がありませんが、循環器のドクターが救急の責任者でもあったために心臓カテーテル検査の際にチャンスを何度も与えられたわけです。それに、外科で研修をしていた時の腹腔鏡での手術は、整形外科医として一歩を踏み出したいま、内視鏡治療の際のカメラ操作やイメージ、感覚を自然に鍛えてくれていたことを実感しています。選択期間の5ヶ月御指導いただいた整形外科では、整形外科として必要な技術・知識や問題への対処方法など、丁寧に教えてもらいました。
 ここで、少し話を変え、研修医生活について大まかな話をします。水俣医療センターでは、勤務時間内は忙しく過ごしますが、時間外勤務はそれほどなく、時間には比較的余裕がありました。前述のように症例の経験自体はできるので、それを自分で持ち帰って勉強する余裕があるということです。わからなければ調べられましたし、それでもわからなければどの科のドクターに聞いてもいつでも快く教えてもらえました。医局内はそうやって各科の間の垣根の低い雰囲気があります。ちなみにパソコンに詳しい他科の先生にパソコントラブルを解決してもらったり、「面白い映画があるよ」とDVDを貸してもらったり、実家からもらったメロンを隣の部屋のドクターにおすそ分けしたりと、プライベートでもそのような関わりがありました。各科の垣根が低い分、それぞれのドクターやスタッフの方々の「人」と「なり」をよく知ることができます。それが「医療」という一つの目標に向かう時の信頼感にうまくつながっているのだと感じました。もう一つ、病院には力強く優しいリーダー達がいることもまた大きな魅力の一つです。
 今は勉強したいと思えばAmazonを使ってマニアックな本を地方まで2~3日で届けてくれる時代です。症例の経験はやはり選ぶ病院によってかなり違ってきます。しかし同時に、どんな人物に指導を受けたかも大きな要因となります。オプションは研修先で自分で選ぶことができますが、「人」だけは研修病院を決定する前にしか選べません。水俣は「また戻って来たい」と思える所です。これから研修病院を選ぶのなら、ぜひ選んでもらいたい病院の一つです。
 最後に、暖かく見守ってくれた水俣医療センターのドクターやスタッフの方々に、心から感謝の気持ちを表して、研修の紹介を終えたいと思います。本当にありがとうございました。

研修医:東先生(H19年度)
 
私は熊本大学医学部付属病院の研修医として1年目の10月から水俣市立総合医療センターでお世話になっています。大学病院で6ヶ月間の内科研修を終え、こちらに来て現在までに、外科・麻酔科・救急を回りました。今後、小児科・産婦人科をローテートする予定です。
私はこの病院に来て良かったと思えることがたくさんあります。それらの中からいくつかについて述べさせていただこうと思います。
まず、一つ目に医療センターで研修をすると、ほぼ一年を通じて自分が学びたいことに時間を使えるということです。
 実際に外科研修中は午後からほぼ毎日のように手術がありましたが、私は朝から病棟回診を終えた後の午前中の2日はエコー(腹部・乳腺)、1日は上部消化管内視鏡検査、1日は麻酔科研修にあてました。エコーや内視鏡は大学病院ローテート中に少し習った程度だったので、水俣に来て毎日少しずつですが、自分ができることが増えていき、嬉しかったです。ローテートで次々と科が変わっていく中で、自分が学びたいことを一年通して学べる病院は少ないと思うし、上達に一番近い方法だと思います。
 次に、医療センターは県南の基幹病院ということもあり、ここでは急性期を始め、豊富な症例を学ぶことができます。外科では食道癌、胃癌、結腸癌、腹膜炎、胆嚢炎、ヘルニア、イレウス、肝臓癌、肺癌、乳癌、気胸、甲状腺癌、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤など数えきれない手術について見学・勉強させていただきました。 また、指導医の層も厚く、充実した外科研修を送ることができました。
 三つ目に充実した麻酔科研修を送ることができるということです。私は外科ローテート中も週に1度の午前中だけ、麻酔科研修をしていました。それが後になって本格的な麻酔科研修に入った時に役立ちました。基本的なマスク換気・挿管・ファイバー挿管・術前訪問・術後訪問・全身麻酔・くも膜下麻酔・硬膜外麻酔など見たり、実際に行ったりと学ぶべきことは大変多かったです。麻酔科の先生方には忙しい麻酔業務の中で、手厚く指導していただいたと思っています。
 四つ目に、他職種の人と仲良くなれるということです。ビーチバレー・競舟・市民駅伝大会などたくさんのイベントがありますが、それらを通じて他職種の人と交流できるのは宝物だと思います。先日行われた駅伝大会も私の思い出の一つです。
 私は水俣市立総合医療センターでは残念なことに同期がおらず、切磋琢磨は実現できていませんが、やりたいことをやらせてもらっており、充実した毎日を送れています。今後、たくさんの研修医の方がここ水俣市立総合医療センターで研修されることをお勧めします。

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