平成22年8月17日付けで「熊本県指定がん診療連携拠点病院」の指定を受けました。
当センターでは、これまで肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がんの5大がんの診療や緩和ケアなどに取り組んできましたが、放射線治療機器を設置していないため、国指定の「がん診療連携拠点病院」の指定を受けることができませんでした。
しかし、放射線治療については、他病院との連携を実施しており、こういった取り組みが認められ、このたび県が指定する「熊本県指定がん診療連携拠点病院」として指定を受けることができました。
この「熊本県指定がん診療連携拠点病院」とは、県内各地域においてがん診療連携の中核を担い、集学的治療並びに緩和ケアによる総合的な診療体制を整備することによって、安心かつ適切ながん診療を提供することが出来ると認められた医療機関のことです。
今後も当センターでは、水俣芦北地域唯一の拠点病院として、がん診療や緩和ケアの提供に取り組んでいくほか、がんの地域連携パスの導入検討などにも取り組んでまいります。